まずは、本能寺の変から山崎合戦の間に行われた
豊臣秀吉さん勢と明智光秀さん勢との間であった
小競り合い??の場所があります。
武庫川を挟んで、神戸側に岡太神社というのがあります。
ここで武庫川を渡ったところに陣を張っていた
明智勢の事を農夫の忠告と武庫川から飛び立つ鴨を見て悟り
針路を北に取り、逆に明智勢の背後を取り
無事に尼崎に到達したって場所です。
武庫川から見て、大阪側にある雉ヶ坂って場所が
明智勢が潜んでいた場所です。
小説やドラマなどになっている
秀吉さんの中国大返しですけども
こんなシーンや逸話は聞いたことが無かったので
なんか不思議な感じがしました。
もし、ここでそのまま尼崎に直進していたら
この武庫川の場所が、秀吉さん最後の場所??
山崎合戦の場所みたいな話になっていたかもしれませんね??
もし、ここで秀吉さんが敗れてたら
歴史は変わっていたんでしょうね??
まぁ、歴史にたらればはないんですけどね!!
で、この岡太神社にはですね。もう一つ、史跡があります。
平重盛さんの供養塔というものがあります。
保元の乱・平治の乱で武勇を馳せた方ですが
晩年は「早く死にたい」と
自分から発言するようなストレスを抱えていた人です。
後白河法皇さんと平清盛さんに挟まれて
大変だったみたいですね??
平家の棟梁を清盛さんから引き継いだとしても
隠居した清盛さんが院政を引いて実権は持っていましたし
後白河法皇さんは正室の父親が使えている立場でしたから
従わなければだめですしねぇ。
ほんと、大変だったと思います。
「忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず」
という言葉を残しています。
後白河法皇さんに忠義を尽くそうとすれば、親の清盛さんに孝行できない
清盛さんに孝行しようとすれば、法皇さんに忠義を尽くせない
ってことだそうです。
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